みなさんこんにちは。
やっと、やっと梅雨が晴れたぞ〜(涙目)
これからは夏本番!海に花火に甲子園と楽しみがつきません(暑いのは嫌だよ)!!
さて、そんなサマーな気分の中の人ですが、今回は先日行われた第3回目のゼミ。
テーマは「絆創膏の観察」。
自分は小さい頃から絆創膏にはそれなりにお世話になってきた。そんな身近な絆創膏を今回は絆創膏を貼る行動を観察した。
さてその前に行動観察において気をつけるべき課題が先生から出された。
- 仮説を立てない
- 見るものはあくまでもユーザー
中の人的にこの2つを意識することで柔軟な、そして普段では見つけることが出来ない課題を発見出来るのではと思った。
では、戦闘開始である。
まず最初に先生が、次に同じグループの人が絆創膏を貼るという行動を行った。ちなみに状況として利き手を故障、そのため利き腕は使えないので利き手でない方の手で絆創膏を貼らなくてはならない、と言った感じ。観察する立場だった中の人的にはものすごくシュールだった、というのはここだけの話。
そして残りの人達は行動をメモする人、発話をメモする人に分かれて様々な目線で行動を観察した。
観察が終わると観察を経て得た情報、気づきを付箋に書き出して時系列ごとに並べた。そして並べた情報を分析して課題は一体どこにあるのだろうか。そこを探ってみた。
自分たちのグループはそもそも貼ること自体に問題があるのでは?と課題を見つけ、それを解決するために以下のものを提案した。
塗って傷口を塞ぎ、さらに時間と共に溶けることによって貼る手間も省けてゴミも出ないという現実離れしたまるで某未来から来たネコ型ロボットの道具並みのハイテク絆創膏が出てきてしまった。
しかしみなさんもおわかりいただけただろうが結局はモノにしかフォーカス出来ておらずユーザーの行動にもざっくりとした課題しか見つけられず結果全てが雑になってしまい、中の人の悪い癖が出てしまったなんとも言えない結果になってしまった。
課題発見のコツとして先生からは特に
- 行動のコアなところまで見る
これがキモで、プロのサービスデザイナーは行動観察でただ絆創膏を貼るという行動だけで20ものプロセスを見出すのだそうだ。そこのレベルで辿り着くことができるように努力していきたい。
なかなか課題にコレ!という答えが見つけることが出来ず悶々としているがこれからも必死に食らいついて少しでも成長できるように頑張ろう。そう思わせてくれたゼミなのでした…。
課題発見。行動に徹した観察。今回で足りなかったキーである。これを身につけることが出来るように。
以上、あまりの暑さのため南極に行きたいと突飛なことを考え出した中の人でした。