みなさんこんにちは。
胃腸が弱い。中の人です。
さて今回は...
前回少し予告していたが、
「イギリス🇬🇧留学記」。
一昨年の8月、約3週間ほど、中の人はイギリスに滞在していた。
この3週間で学んだことを一昨年のことではあるが振り返ってみる。(言語化の練習ですお付き合い下さい。)
ここでいきなりではあるが、イギリスは連合王国であることはご存知だろうか?
イギリス🇬🇧(正式名称:United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)は、イングランド(England)、スコットランド(Scotland)、ウェールズ(Wales)、そして北アイルランド(Northern Ireland)の4つの王国からなる連合王国のことを指す。
中の人が滞在していたのは、イングランドの北部に位置するニューカッスル・アポン・タイン(Newcastle upon Tyne)という街に滞在していた。
↑ニューカッスル・アポン・タイン市街一望。
ニューカッスル・アポン・タイン(以下、ニューカッスル)と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるだろうか。
サッカーが好きな人ならば、サッカー・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United 通称:Magpies(カササギの意))が挙げられるだろうか。
現在は日本代表でもある武藤選手が所属していることでも知られる。
↑ニューカッスル・ユナイテッドの本拠地、セント・ジェームス・パーク(St James' Park)
でもほとんどの方が初耳だと思う。中の人も知らなかった。
ではどういった街なのか。人口にして約30万人(福岡県久留米市よりやや少なめ)、ロンドンなどイギリス内の主要都市に繋がっているニューカッスル駅や、メトロ(地下鉄)、バス、国際空港などと、交通面も充実していた。
↑ニューカッスルの市民の足、メトロ。
↑メトロの路線図。
↑ニューカッスル駅にある行き先表示版。行き先にロンドン(London)、ビートルズ(The Beatles)の故郷、リヴァプール(Liverpool)など様々な主要都市に繋がっている。
そんな街の中心にあるニューカッスル大学に中の人は3週間、語学研修という形で通った。
↑ニューカッスル市の中心に位置するニューカッスル大学。ここに通っていた。
なぜ参加したいと思ったのか。
それはただ単純に「イギリスに行ってみたい。」という気持ちだった。
しかしこの単純な「行きたい。」という気持ちが自分の価値観を変えるきっかけとなった。
ニューカッスルに行く前は、勝手に「イギリスの人は冷たい」みたいなことを(めちゃくちゃ失礼)思っていた。
実際にそういった話をよく聞いていたこともあって、そう思い込んでいた。
しかし、現地の人は本当に温かかった。
ニューカッスル・ユナイテッドのスタジアム、セント・ジェームズ・パークに行った時のこと。
チームのグッズを買おうとレジに並んだ時のこと。なんとそのレジはカードしか使えず、当時カードを持っていなかった中の人はそんなことに気付かず並び、中の人が払う番になって始めて知ったためあたふたしていた。
そんな時、隣のレジに並んでいた現地の方が「ここは現金が使えるからこっちおいでよ!」と、快く譲ってくださったのだ。
英語も拙い異国の自分なのに、そして結構並んであったのに譲ってくださったのだ。
もう感動して「Thank you so much!!」
そしてお辞儀を繰り返した。
異国で、異国の人である自分が優しくされるなんて本当にありがたかったし、感動した。
自分も日本で何か困っている様子の外国の人を見かけたら助けてあげないとなと思った瞬間でもあった。
また、そこで買ったニューカッスル・ユナイテッドのパーカーを着て街の中を歩くと「よ!」みたいな感じで話しかけてくれたり、お店に行けば「今日の試合、観に行くのかい?」、日本食のお店に行けば「この店の味はどうだい?」などとにかく気さくに話しかけてくれた。
また、これはロンドンでの話にはなるのだが、ロンドンに2日間旅行した際、宿泊するホテルのフロントにて「明日の朝7時にモーニングコールをお願いします」と言った時に、真顔で「では朝3時に...」と言って、おどけて見せたりなどとにかく気さくな方が多かった。さすが、ジョークの国。
イギリスの人は冷たいというこの凝り固まった価値観が変える頃にはきれいさっぱり消えていた。
↑ニューカッスル市 中心街にて
価値観に囚われず、広い視野で物事を捉える。なんだか後期の先生の授業で学んだような内容をニューカッスルは教えてくれた。
ただ、これだけは言わせて欲しい。
「メシ」問題である。
よく言えば、素材の味をとても活かした料理であった。
サラダを食べると草の味がしたのは衝撃的だった。そういう野菜だったのかもしれないが。
あとから知ったのだが、イギリス料理は味が薄いのが基本で味付けは備え付けの調味料で好みの味にするのが基本だそうだ。素材の味が活きるのも納得だ。
その中でも最も美味しかったのは定番「フィッシュアンドチップス」と紅茶であろうか。
もう一度食べたい。
マクドナルドに行った際、ドヤ顔で発音よくフライドポテトと頼んだたき、「What??」って聞き返されたのは恥ずかしかった。海外でポテトを頼む際は「French fries」(フレンチフライズ)か、イギリスだとフレンチフライズに加えて「Chips」(チップス)で頼まないと通じないので、海外に行かれる方は、ぜひお気をつけ頂きたい。
また、お店も閉まる時間も早かった。18時にもなるとほぼほぼの店が店じまいし始めてた。24時間営業、あるいは深夜までやってますがデフォの日本人にとってはかなり不思議な体験だった。ワークライフバランスを地で行ってるのかなぁと思ってみたりした。
魅力的な国、イギリス。
今の目標は、卒業旅行でイギリスに凱旋することである。また行きたい。
以上、一昨年のイギリス留学記でした。
おまけ
↑湖水地方(Lake District)にて
↑スコットランドの中心都市であるエディンバラ(Edinburgh)にて
↑ロンドン、大英博物館にある「猫のミイラ」。人間のミイラもあったものの、あまりのリアルさに写真は撮れなかった。ちなみに大英博物館は入場料無料!