DAIKI OFFICIAL BLOG

ちょっぴり人見知り?けれども好奇心旺盛なお調子者によるブログ。好きなものは好き。

4/19 3年初ゼミ 利己主義と利他主義

みなさんこんにちは。

 

なんと3年生になってしまいました。中の人です。

 

さて今回は先日行われた3年生になって初のゼミでの課題に対しての、自分なりの答えについて。

 

今回のゼミはズバリ「哲学」

利己主義の老人と利他主義の若者の2人の対話で進む、マーク・トウェインが著した「人間とは何か」の一部を読み、各自で課題に取り組む、と言ったところだろうか。

 

できるだけシンプルに明快にを心がける。なぜなら途方もないテーマなので長々と書くと病みそう(以下略)

 

てのは置いといて

長々と書くよりは短くて明快な方がいい(中の人的今年のブログのテーマ)

 

Q1 利己主義についてどんな感想を持ちましたか?

一見すごく冷たいように感じるけど、でもあながち間違ってないよなぁ。むしろこのおじさんは人間の感情、行動の経緯を冷静に淡々と述べているにすぎない。と思った。

 

Q2 その理由はなんですか?

今までの人生の中で、こういうオトナ達をいっぱい子供ながらに見てきたからかなあ?

 

「お前のためだ。」と言われて蓋を開けてみたら実は全く自分のためではなく、その人のためだけだったことを私は多く経験した。

 

極論だが、そもそも本当に人のためを思って、ということなら例えば国民のために政治をしている政治家の方達は汚職など絶対しないはずである。…どこかの都知事みたいに政治資金を私的に使い込むようなことはないはずなのだ。(あれ何年前だったっけなぁ)

 

こんな人も利己主義?に入るのかな…

「ココで善いことをする自分、ええやん。」みたいな。

「こんなにあの人にたくさん手助けしてあげてる私、いい感じかも。」的な。

「ここでみんなのために犠牲になる自分ってかっこよくね?」なんてことも。

 

自分が良いことをしているという行為に酔っている人もいると思う。

 

働く人だって、「なぜ働くのですか?」と聞かれると、いくら「お客様のためです!」と答えても、それが果たして100%かと言われると違うだろう。いくらそんな人でも無給で働いて下さい。と言われたら働くだろうか。結局は「私は自分の生活のため働いています。」に落ち着くのではないか?

 

「自己犠牲なんかじゃないよ。自己満足。 」

アニメーション映画 「傷物語Ⅱ 熱血篇」羽川翼

 

「人間とは何か」の老人も言っていたが、「人間にあることをさせる唯一無二の衝動」とは「自分の心の満足が得たいという衝動」つまり自己満足さえ得られれば人間は動く。という考えはすごく共感できる。

 

人間はやりたいことじゃないとなかなか動かないものだと思う。やれといわれてるからやるのと、自主的にやりたいからやるではだいぶプロセスも成果も違ってくるように。

 

 

Q3 利己主義は正しいですか?

(正しいと思う場合、利己主義を認めてしまうことでわれわれの倫理や道徳がどうなるかも述べて下さい。正しくない場合、なぜ正しくないのかの反論を述べて下さい。)

先程述べたことから、私は利己主義は正しいと思う。やはり人間は自分が大切なのだ。自己満足さえ得られれば人間は文句も言わないし、それを得るために行動する。

 

しかしながらこれを認めてしまうと多方向にいろんな影響は間違いなく起こってしまう。

 

「人のために良いことをしたらそれは素晴らしいことですよ。」そんな考えは珍しいと捉えらるかもしれないだろう。なぜ自分よりも相手の利をとるのだろう、と。利己主義の世界だと誰かのために動く、なんてことは普通の人間とは違うと思われるだろう。

 

ボランティア活動というものも、なぜ他の人のためにそんなに出来るの!?と言う目で見られそうだ。

 

人を信じるということも難しくなりそうだ。利己主義だと、「この人は私をいざと言う時には守ると言うけれど、結局その時は自分が得する方向に行きそうだ。」常に人間関係に疑心暗鬼が付きまとうことになりかねない。

 

でも実際のところ、今の世の中は利己主義のか、はたまた利他主義なのか。白黒はっきりついてない。このついてない所が人間らしさだと思う。人間って面白い。

 

私は利己主義は正しいとは思うけど、実際は利他主義な行動もとることもよくあったりする。あ、これは別にポイント上げちゃおうとか、そんなんじゃないですよ。

 

ただこの世の中では完全な利己主義で生きていくのはとてつもなく厳しいものだと思う。個人的には、まだ利己主義を良しとしない人々がこの世には沢山いると思うからだ。

 

むしろ、利他主義を良しとしている世の中だと思う。ボランティアや慈善活動が良いことだと讃えられるからだ。

 

今回の利己主義と利他主義が混在する世の中、未だに答えが出ていない白黒つかないことを考え抜くこと…これが"哲学"なのだろうか。

 

こうやって白黒つけられない深みに、昔の人は魅せられたのかな。

 

さて、とりあえず書いてはみたが…、こんなにスッキリしないブログは初めてである。「いや、結果どうなん?」ごもっともだが、私自身もごちゃごちゃしている。

 

あ、病みそう。終わります。

 

おまけ

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昨晩、ゼミ生のブログの進捗度があまり良くなかった?こともあって先生が送ってきたLINE。

教科書通りの、見事なまでのツンデレLINEを頂きました。ごちそうさまでした←