みなさんこんにちは。こんがり焼けました。中の人です。
残暑厳しい今日この頃ですが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。
旅行にいった!久しぶりに旧友と再会!お盆に里帰り!
インスタのストーリーなどでみんな思い思いの夏休みをおくるなか、中の人の夏休みは一風違ったものになりました。
それは、「例年と比べて働きまくっている夏休み」です。
基本的に平日はバイトに明け暮れ、土日は家の用事があるとかで夏休みらしい夏休みはそんなにおくれていない状態だったのです。(現在進行形)
なぜそこまでして働くか。それは「憧れの業界を知るため」。これだけです。
私は飛行機が大好きです。飛ぶ前のあのワクワク、エンジン音と共に高まる鼓動、幼少期の自分が初めて飛行機に乗った時からその時の感情は忘れられません。
いつしか飛行機と関わる仕事をしたいと思うようになったのは、大学1年生の時頃でしょうか。
もう詳しくは覚えてないけれど、イギリスに行く時の航空会社が良かったのかな?なんか心の奥でときめいたものがあったのです。
それから時が経ち、なんとそんな憧れの現場である空港で働けるチャンスを見つけて、現在に至ります。
仕事内容は多岐にわたります。
- 飛行機の警備
- 搭乗カウンターのお手伝い
- 車椅子のお客様のケア
- 機内清掃
- …その他もろもろ
実に沢山あるのです。かなり直接的に航空業界と関わることができます。
楽しい!でもめちゃくちゃきつい!
これが私自身の感情でしょうか。
そして1番面白い?というところ
それは「時間通りに、計画通りに行くことが珍しい」業界であることを私はまじまじと体験したのです。
例えば天候の話をしましょうか。
この夏休みは台風が日本を騒がせていますが、もちろんその影響は空港にもあります。
1番わかりやすいので言えば、欠航、あるいは遅延。
そう、仕事も飛ばされることになるのです。
実際、私自身の仕事も台風で無くなりました。
また、福岡が快晴でも、到着先の天気が悪いとどうなるでしょう。
もちろんその影響ももれなくついてきます。
(台湾が台風の際にカウンターのお手伝いで入っている時、多くのお客様から「今日は飛ぶんですか?」と何度聞かれたことか)
影響を与えるのは天気だけではありません。先日香港の国際空港で起きたデモ。この時は大変でした。
飛行機は飛ばないならまだしも、出国検査を終え、目の前に飛行機が止まっているのに、何時間も待たせているのに「欠航」だったのです。
この場合どうなるのかと言うと…
お客様が出国検査を終えたということは、お客様は日本を「出国」したことになります。福岡空港は空港内での宿泊は禁止しています。となると、お客様には空港の外に出てもらい(=日本国内に戻る)、ホテルなどに宿泊してもらう必要があります。
つまり日本に「再入国」する必要があるのです。
もう出発ゲートの雰囲気は物々しいものでした。
中国語で問い合わせる方、乗り継ぎ便はどうなるとおっしゃってる方、もう疲れ果てて全てを諦めた方…カオスでした。
入管の人もすごくピリピリしており、なぜか当たられました(←なぜ)
この時私は香港人の方の車椅子ケアをしていたのですが、とてもその香港の方はとても親切な方で自分たちのことを気遣うばかりか、チップまで渡そうとしてくださいました(結果受け取りは丁重にお断りさせて頂きましたが)。
とても疲れているはずなのにそういう対応ができるなんて…自分も見習わなくてはなあと思いました。
変化に柔軟に、そしてその変化を適切に把握できる力、がこの業界では強く求められるのかなと感じています。
きついことも多いけど、楽しいことだってとてもあります。
子供たちからバイバイって手を振られた時。
片言の日本語でありがとうって言ってくれる外国人の方。
様々な航空会社の方と仲良くなれた時。
そして何より大好きな飛行機の傍にいられること。
↑↑↑台風による機材繰りの影響で普段は福岡空港には来ないB747(通称 ジャンボジェット)
普段じゃ体験できない嬉しいことをたくさん体験出来てます。
しばらくはこの忙しい日常から、自分の将来について考えたいと思います。
充実しています。夏休み。
ちなみに9月からは旅に出ます。楽しみだあああ!!!!