DAIKI OFFICIAL BLOG

ちょっぴり人見知り?けれども好奇心旺盛なお調子者によるブログ。好きなものは好き。

就活で起こったことを徒然なるままに。

皆さんこんにちは。

だいぶお久しぶりになりました。

 

就活、終活しました。

ということで今回は自分の就活期間で

起こった出来事を徒然なるままに

ゆるく振り返っていこうと思います。

 

2月

コロナさん、諸々飛ばす。

2月に景気づけの海外旅行を計画していた。しかし、例のウィルスのせいでキャンセルに。

「この旅行で就活モードに切り替えて、さっさと終わらせよ~(笑)」

と考えていた当時の自分は、切り替えるタイミングをここで失ってしまう。

さらに合説もこの頃から中止になり始めて、

何かがおかしい。と感じていたのもこの頃。

しかし、

「何とかなるでしょ、売り手市場って聞いたし…。」

と、余裕をぶっこいていた中の人は、このあとドラマチックでスリリングな就活になるなんて微塵も思っていなかった。

 

3月

祈られても困ります

そんな感じでゆるっとスタートした就活。この時は比較的説明会も開催されていたため、とりあえず地場企業を中心に何となく説明会を回り、何となく選考に進んでいた。そして当たり前のようにお祈りメールが。

最初は「これがお祈りメールか〜!!(笑)」と思っていたものの、祈られ続けても事態は好転しなかった。

 

ESとSPIによる選考も本格化したのもこの頃。対策をまともにせず、なんとかなる精神でここまで来た人間は当然苦戦した。

 

全ての対応が後手後手に回ってよくない方向へ傾き始めたのであった。

 

4月

病み期突入。緊急事態宣言発令。

この月はすごく病んでいた。エントリーしては祈られる悪循環と、それによる過剰な自己批判は、確実に心のA.T.フィールドを蝕み、無事に病み期(闇期)を迎えた。

 

本当にこの時期は極端なことしか考えられなくなり、本当に毎日が真っ暗だった。

 

そんな矢先、緊急事態宣言発令。自分の就職活動は完全に止まってしまった。

 

ただでさえ順調じゃない就活が止まってしまい、焦りが止まらない。お豆腐メンタルはさらにやられるかと思われた。

 

こんな時に先生から言われたことで覚えていることがある。

「どうせコロナだから休んどいても大丈夫だよ。内定とることがが目的になっているうちは、内定は貰えない。

グサッときた。まず、就活する意味ってそもそもなんだ。決して内定を早く、多く他の人よりゲットするゲームではない。あくまでも就活は将来を決める手段のひとつ。将来、自分はどう生きるのか。どうなりたいのか。早く内定もらった方が良いだとか、早く終わらせたいとか、そういった気持ちが前面に出てしまい、就活の本来の意味を見失っていたからこそこういう結果に結びついているんだな、とすごく納得出来た。

 

この言葉を受けて、素直に就活の本質を考え直しつつ、就活を1度休むことにした。

 

5月

自分探しの旅

就活を休んだ効果は早速でた。やはり、疲れていると行動を起こすだけで苦労するものだが、リフレッシュしたためか「あとちょっと頑張ってみよう」「ここの説明会聞いてみようかな」というように前向きに取り組めるようになった。

 

これは、合説など情報が手に入る機会が減ったことで、自らが情報を積極的に掴みにいく必要性が高まったこと、選考がWebで手軽に進めることが出来るので、比較的選考に進むハードルも下がったことなど、今回のコロナ就活特有の環境も後押ししたのだと思う。

 

そして将来のことを再び考え直した。どのようにしたら、自分は将来を良く生きることが出来るか?自分の理想の人生により近づける可能性が高い企業とは?自分は果たして何をやりたいのか。将来の自分をイメージして、そのイメージに違和感などがないか、擦り合わせの作業をした。

 

そして、ここまで就活をやる上で大きな課題が。人と比べてしまうことである。

そもそも人と比べる必要は無いのに、どうしてもSNSなどを通して他人と比較してしまい、自分はダメだ…となるパターンが出来上がっていた。

 

ならば。人と比べることをさっさとやめてしまおう。

 

そこで目をつけたのは、高校の時からはかつては息抜きや情報収集で結構使っていた、Twitterだった。就活をやってると、どうしても他人の状況が気になったり、就活アカウントが煽ってくるように感じたりして、楽しかったはずのTwitterがなんだか息苦しくなった。だから、思い切って消す事にした。

 

 

6月

雨過天晴

この病んだ期間は決して、無駄ではなかったことをこの6月は感じることになった。

緊急事態宣言も明けてようやく本格的に選考再開した。

 

これまでの就活を振り返って悪かったところは自分なりに改善し、人と比べることをやめたことで、変なプレッシャーから解放されたためか、事態は好転へ向かった。

 

選考を進めておく上で意識したこと。それは、先生やゼミ生が教えてくれた「良い準備をしておくこと」。

全国の津々浦々の強者と渡り合うために、そして多大な時間と費用を投資してくださっている企業の方に失礼が無いように。そう考えると自然と準備を入念に行うようになった。

 

すると。まだ梅雨が感じられなかった6月中旬。めでたく初めての内々定を頂くことが出来た。

 

1個目が出るとそのあとは余裕や自信が出てきたからか、トントン拍子で他の内々定も頂くことが増えた。

 

7月

就活終活

上旬に大阪へ最終面接に行き、その一週間後に内々定通知を頂いた時、とても嬉しい気持ち(内々定はいくら貰っても嬉しい)と共に、心の中で「やりきった」感じがした。

 

ここからがまた大変だった。選ばれる立場から選ぶ立場になった。

自分の将来が懸かっている。慎重に考えた。

 

色んな人の意見を聞いていくなかで、色んな反応があった。

 

ただ、どんな人にも共通していたのは、

「将来、あなたはどうなっていたい?」

 

原点に戻った。将来か。もちろんどうなるか分からないし、先は読めない。思い通りに行くなんてことは無い。それでも自分が望む未来に、最も近づけそうな可能性が高いところはどこだろう。

 

そう考えて、決断を下した。

 

こうして約半年のドタバタコロナ就職活動は無事、閉幕。

 

終わりに

目標は大親友みたいに「就活?楽しいよ〜!(笑)」と後輩に言えるようになるくらい、就活を楽しむことです。

タイトルはそこそここだわる派なのですが、この記事のタイトルを決めあぐねた、いや、実験してみたい、という気持ちからふとタイトルをどこまで長くできるかなと考え、こんなに長いタイトルを付けるゼミ生も居るまいと思い、ただ本能の赴くままに、ただ只管にキーボードを叩き続けていたわけですが、見えてきたものは、どこまでが許されてどこからがアウトなのか分からなかったので結果ただただ長いタイトルになってしまって、何がなんだか分からなくなった私の感情と、ある意味一種の文学にまで増長してしまったタイトルだった。 - DAIKI OFFICIAL BLOG

 

就活が本格化する前、こんなことを思っていた。現実はどうだったのだろうか。

 

はっきり言おう、そんなに楽しくなかった。

 

状況は違うかもしれないけれど、こんな苦行を楽しめていた大親友は本当に凄いんだな…と改めて凄さを再確認した。

 

この数カ月は、惨めな思いをさせられることが多かった。自分の未熟さを嫌になるほど突きつけられ、何度も自己嫌悪して、楽しむ余裕は微塵もなかった。

 

ところで、この数カ月は嬉しい気持ちもたくさん味わせてもらった。褒めてくださったり、自分には勿体ない評価を下さった、多くの企業の人事の皆様。無条件に心の底から応援してくれた家族、彼女、先生、ゼミの愉快な友人たち、親戚。こうした恵まれた環境に居たからこそ自分は楽しむ余裕こそなかったものの、最後までやれたのだと、今になってそう思う。この場を借りてお礼が言いたい。本当にありがとうございました。

 

この数カ月で学んだことはたくさんあった。良い準備することの大切さ。当たり前のありがたさ。人と比べるのをやめると人生楽になること。病む前に休むこと。大阪・新世界のオッサンは本当に中川家礼二のモノマネそのものだったこと。新幹線はのぞみよりみずほの方がゆったりしていて快適なこと。支えてくれる人の大切さ・ありがたさ。見てくれている人は本当に見てくれていること。

 

この数カ月は走馬灯のようで、とても中身が濃い数ヶ月だった。ベタなことになってしまうが、この経験は忘れられないし、この時の気持ちは忘れてはいけないと思う。(だからこそ今回ブログにした)

 

まだやれたこと、出来たことは正直山ほどある。しかし、過去のことは変えられないし、なんでも中途半端な自分がやるだけやれたなら、それでもいいじゃないか。大事なのはこれからどうするのか。今まさにスタートラインにたったばかりの自分だが、この思い出(思い出と言えるほど綺麗なものでは無いが)を糧に今後も1人の人間としてひとまわりもふたまわりも大きく成長していきたい。