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あの時、受験日を間違えて良かった 〜シャーロック・ホームズになれたのか?〜

遡ること高3の冬。中学の時からの志望校の受験日を間違えるという大失態を自分は犯してしまった。もちろん結果は不合格。だからこそ、この大学に入学を決めた時、「あの時、受験日を間違えて良かったと思えるようにここでの大学生活を充実させよう。」と心に決めた。

 

そこから4年がすぎ、気づけば卒業。この4年間は本当に色んなことがあった。一つ一つの出来事が濃密で、いちいち刺激的だった。

 

そんな大学生活の振り返りの総決算として、今から約3年前、森田ゼミに入った頃に挙げた目標を見てみよう。

 

自分が目指すもの。それは… シャーロック・ホームズ!!

自分が目指すもの - DAIKI OFFICIAL BLOG

 

この目標に、自分はどれだけ近づくことができたのだろう。

 

その時の自分はUXとかは全く知らなかったし、経営学科の学生なのに、経営のことに全く興味を持てず、正直この学部を選んだことを後悔しつつあった。やりたいこともよく分からなかった。そんな時にこのゼミと出会った。

 

きっかけは留学に一緒に行った先輩の一言。当初はゼミについてはそこまで真剣に考えていなかった。そんな時に、「うちのゼミ面白いよ!」と教えてくれた。その先輩は留学の時から面白い人で、そんな面白い人が言うのならと思い興味が湧いてきた。

 

研究室にお邪魔して先生とお話すると、自分の知らない世界がそこにはあった。自分が身につけたい、出来るようになりたいことをここでなら学べそう…と思った。俄然わくわくした。

 

そしてその時に、先生は覚えてるか分からないけど、「やりたいことがあれば、なんでも力になりますよ」と言ってくれた。やりたいことが分からなかった当時の自分に光が差した瞬間。この一言、痺れました。入るなら絶対ここがいい。と思った。

 

そこから約3年。森田ゼミでたくさん学び、時には壁にぶち当たった。あれから自分はどれだけ成長することが出来たのだろう?

 

物事の本質を見抜ける観察眼と、物事を広く捉えることができる視野の広さを兼ね備えたあのシャーロック・ホームズに、自分はどこまで近づけたのだろう?

 

思考面は結論を急がずにじっくり丁寧に考えることができるようになったことは大きな成長と言ってもいいと思う。それまでの自分は、考える体力が足りなかったと思う。 最後まで考え抜くことが出来ず、見切り発車になってしまうことが多かった。

 

しかしこの3年間は、「じっくり考える」機会が多くあった。とにかく丁寧にじっくりと考える。最初は慣れなかったし、苦しかった。それでもこういうことを繰り返していくと要領を掴んできたり、じっくりと考えたからこそ見えてくるものがあることも分かって、考えることへの意識が変わった。

 

言語化も最初と比べると全然違うと思う。初期のブログは「ちょっと何言ってるか分からない」ブログもたくさんある。それでも色々書いてきた。そんな書き溜めがゼミはもちろん就活にも役立つとは思いもしなかった。

 

その時の自分の感覚を、他人あるいは未来の自分に100%理解してもらうことはとても難しい。言葉にしても、文章にしても。こういう感覚を大学生活のうちに知れたことが何よりの大きな収穫だと思う。

 

結局、シャーロック・ホームズという究極の目標の達成にはまだまだ時間が掛かると思う。それでもこの大学生活でほんの少しだけ近づくことが出来たのでは?と思っておく。

 

何がともあれ、森田ゼミに入らなければこんな大学生活の充実は無かったと思う。良い環境、良い先生、良い友人に恵まれたなぁと感じる。

 

だからこそ、不謹慎かもしれないけれど、決して褒められるようなことではないけれど、声を大にして言いたい。

「あの時、受験日を間違えて良かった。」

 

最後にはなりましたが、約3年間御指導いただいた森田先生、本当にありがとうございました。

 

森田ゼミ2期のみんなもありがとう。いつもみんながいたから楽しめたし、刺激になりました。

 

そして、大学生活で出会った全ての方たちにもありがとう。

 

それではまた逢う日まで。社会人も楽しむ勢いでやっていきたいと思います。

 

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